新型コロナウイルス感染症の対策からマスクの着用を強いられ、対話することも長い期間制限がありました。ソーシャルディスタンスが合い言葉となり人と距離を取り、触れることが許されない、保育園では職員が子どもと一緒に食事を摂ることが出来なくなりました。外出することも制限されスマートフォン・iPad等 メディアの世界に依存する時間が増えました。子どもとの対話が減少していく条件が整っています。
3つの「聞く」「訊く」「聴く」の中から「聴く:耳を外に出しまっすぐな心で多様な価値観や 感受性を受け取るようにキク」こと「傾聴」について職員と確認しています。子ども自ら話したいと心が動きだすような語りかけをしていきたい。動物の中で唯一人間がもつ能力「言語」を豊かに育みたい。その為に私たちができることを探っています。
「人」として生まれ「人間」と成っていくプロセスの中で、人格形成の基礎を築く0~6歳と いう時を大切にお預かりします。 園長 玉城 新